気がつけば“えほん”

大人になっても、子ども心を持ち続けている私の心を癒やし、元気をくれる素敵な絵本たち。子どもの頃に出会った絵本。あの時に出会った絵本。今日出会った絵本。私の大好きな絵本たちと私のおはなしです。

誕生👶 《いないいないばあ》

26年前、第一子誕生👶
出産したその日から母と言う者になり、育児が怒涛の様に始まる(笑)
例えば、私の父母の世代は兄弟姉妹も多く、忙しい母親に代わって、下の子を背負ってお世話したり、赤ちゃんとの生活に多少なりとも経験があったかもしれません。
けれど、私の場合は(今の時代の多くの女性は)、そんな経験もないまま、いきなり母となるんですよね😓。
抱っこから下ろすと泣く💧我が子に、なすすべもなく、自分が食事を取ることもできないまま、自分が泣きたい気持ちで夕暮れ🌇を迎えた日があったのも覚えています。
育児は幸せな体験💕も沢山あるけれど、しんどい体験💦も同じ程沢山あります。
そんな中、赤ちゃんの為の絵本講座📚を受けに行った事がありました。
もともと、絵本に多少なりとも興味があって、独身の頃も、外国の絵本が毎月送られてくる会に入って、コレクションもしていた私でしたが、中身より、そのオシャレな雰囲気✨を追いかけていました。
なので、絵本について、中身を学んだのは、その時が初めてでした。
衝撃的でした!!😲
衝撃的に「絵本って面白い!!」と言う感覚が私の中に降りてきました👼✨。
その日から、私と絵本のお付き合いが始まったのです✨✨✨
初めての育児を楽しくしてくれる絵本。
子ども自身も、母親自身も二人して楽しめる絵本。教えてくれる絵本。励ましてくれる絵本。諭してくれる絵本。気付かせてくれる絵本。涙が出る絵本。こんな絵本、あんな絵本。
私の目の前に新しく広がった世界は、
広く、深く、美しく、果てしな〜く広がる海の様に思えました。
赤ちゃん絵本の代表的な作品に「いないいないばあ」があります。
短いおはなしで、読めばあっという間に終わります。でも、その絵本の中には、赤ちゃんとお母さんへの想いがいっぱい詰まっています。
ゆっくりと、お母さんと赤ちゃんが自分達のペースで楽しめる、遊べる絵本です。
私が子どもの頃には、既にあった絵本ですから、絵そのものも、どことなく古さがあるのかもしれませんが、
「いないいないばあ!」と読んで、ページをめくると出てくる動物達の愛くるしさ、いたずらな表情、存在感は、他の類似の絵本にはない様に思います。
でも、その存在感は、バーン!!と表に出てくる物ではなくて、そう、ひっそりと何処かに隠れて、ばぁ!と出てくる感じ。
主人公はあくまでも赤ちゃん自身とお母さんなんです。
何度繰り返して読んでも、飽きが来ない、不思議な絵本で、私も大好きです。
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「 いないいないばあ」童心社
松谷みよ子 作 ・瀬川康男 絵